よも's kitchen

2019年4月から小学校のせんせい。教育のことを中心に思ったこと、やってみたことをゆるゆる書いて行きます。

watcha学生and若手に参加して

こんにちは、よもです。

昨日11/23(金)に行われたwatcha学生and若手に参加してきました。

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この会に参加して個人的にピンときたことを書いていきたいと思います。

 

よよよさん

自分の軸となぜ教員になりたいかというテーマでした。

 

自分の軸は寄り添うこと。

僕は今までの人生、紆余曲折もあり、色々な人に会ってきました。色々な経験をしてきたからこそ伝えられること、共感できることがあると思っています。

 

その話に関連して、よよよさんが自身のバックグラウンドを強みとして、共感や自己開示を上手く用い、児童との信頼関係を築いている点が強く印象に残っています。

教員になった際には自然体で児童と接すことで心の壁をなくし、信頼関係を築いていきたいです。

 

 

なるさわばしこさん

魅力的な先生とはどんな先生か。魅力的な先生って魅力的な人とほとんど同義だとおもうんです。

じゃあ、魅力的な人ってどんな人なのか

僕は魅力的な人は「また会いたくなる人」なんじゃないかなと思っています。

学校の先生に置き換えると、多くの児童に、明日も学校で先生に会えるの楽しみだな!って思ってもらえる先生なのかなと思ってます。

 

なのでばしこさんがおっしゃってた

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の「ごはん」の部分を高めることが、魅力的な先生になることにつながるのかなと思います。

 

具体的な要因に関してはグループで出たものを貼っておきますので、よければ参考にしてください。

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また、ばしこさんの「教育は操作」ということばもとても印象に残っています。

教育は操作性を持つものであり、その快感にハマってしまうと、ティール組織でいう順応型(アンバー)組織になってしまう。そうなってしまった場合、児童は主体性のない、人の顔色を伺って生きる人間になってしまうことが予想されます。

そのため、教師に求められることは、児童に何かを教えるという考えではなく、児童とともに学ぶ意識=共育的な意識を持つことが重要であると考えています。

どんなときも、誰といても自分のこと学びに活かすという姿勢こそ、教師に求められるんじゃないかなと思ってます。

 

 

かきみんさん

現場に出る前に準備したほうがいいことというテーマでしたが、基本的には自分の想定していたことと、大きな差はなかったかなという印象です。

 

ただ、自分にとって強みになる分野や教科があるわけではないです。そのため、自分の武器をしっかり持って学校現場に飛び込むための準備、目指すべき先にいる先生に出会うことが、残り4ヶ月ほどとなった学生生活の宿題かなと感じました。

幸いディスカッションで授業見学のお誘いもいただいたので、たくさん行動していきたいと思っています。

 

もし授業見においでと言ってくださる方がいらっしゃったら、お声かけいただけると嬉しいです!笑

 

喜んで行かせていただきます!

 

 

 

 

KBさん

自分の成長のためにやってること、インプットとアウトプットの話を中心にしてくださいました。

 

自分はそれこそ今まで全くSNSを使ったアウトプットはしてこなかったのですが、多くの実践者さんにアウトプットの勧めをいただいたので、ブログだったり、Twitterだったりで発信していこうと思いました。

 

アウトプットの際のコツとしては、

自分の正直な想い、考えを発信することだそうです。

 

特に自分は、しっくりきたこと、ピンときたことが、一番自分に定着しやすいことであると考えているので、そこに焦点を絞り、アウトプットするように意識しようと思っています。

 

SNSのアウトプットの利点は、コメントなどで反応をいただくことができることにあります。色々な意見をいただく中で、客観的な視点を持つことができたり、批判のコメントによってメンタルが強くなることも期待できるようです。笑

 

また、インプットした理論を実践へ活かすアウトプットとして、具体的な行動に置き換えることも重要だと伺いました。

 

インプットしたことを、「この方法はどの場面で、どんな風に用いる」かをアウトプットの際にいえるよう、意識づけをするくせをつけたいと思いました。

 

にっせんさん

明日からできることを宣言しよう

KBさんのお話も踏まえてになりますが、お二人のお話を聞いて発信の重要性を本当に感じました。

 

人と会って話すことにめちゃくちゃ魅力を感じているので、SNSでのつながりから高め合える仲間になれ、情報の共有もできるというのが素晴らしいです。

 

 

Passoさんとkotaさん

授業実践、特に体育についてのお話を伺ったのですが、体育の捉え方が改めて変化した瞬間でした。

以前もPassoさんに「体育は他の教科と同じ」ということを聞いていましたが、自分の中では「体育の授業は難しい」というイメージがありました。

でも今回のお話を聞いて、体育も他の教科変わらず、児童の声や気づきを軸にしながら、授業を組み立てるべきだと感じました。

 

児童の発言は操作するのではなく、想定するものであり、だからこそ沢山の引き出しを持つことや、授業研究、声かけの工夫が必要になるのだと思っています。

 

また、小学校だからこそできる、教科間の連携もめちゃくちゃ重要だと気付かされました。体育で得た感覚、コツなどを自分のことばで書くことで、運動の仕方を自身でふりかえりつつ、国語における表現力の成長にも繋がることができる。

 

Passoさんは体育の後は必ず国語の時間にしているそうです。これは自分も真似しようと思います!

 

 

てぃーだぶさん

フィンランド教育についてのお話でした。

フィンランド教育の特徴を簡単にまとめると、

1.脳の酷使を防止

2.子どもの本職は遊び

3.児童生徒の想いを優先した教育と設備

4.のびのびと学習できる環境

 

ということができます。

 

1.脳の酷使を防止

宿題は廃止され、学校での勉強時間は、1週間で20時間ほどのようです。

日本の小学校は1年生であっても25時間ほどあり、宿題もあると考えると、1日1〜2時間の勉強時間の差があると考えられます。

そして高学年、中学生になるとこの傾向はより顕著になります。

 

2.子どもの本職は遊び

子どもの本職は遊びという考え方から、先生や親から勉強を共有することがほとんどないようです。

そのため、知識欲、好奇心が動機となって学習をしていることがほとんどなのです。つまり、内発的動機がめちゃくちゃ高い状態なので、自ら勉強するし、定着させようとします。

 

3.児童生徒の想いを優先した教育と設備

フィンランドでは、教職に就けるのは、日本でいう大学院を修了した人たち。そのため、教員のレベルは必然的に高くなる。更に、学習指導要領などがなく、学校現場にその裁量が委ねられています。

そのため、学校独自の強みが自分とあった学校を選んだり、子どもにあった教育を教師はできる環境にあるようです。

 

以上のような形で、児童の学びたい!という想いをサポートしてるようです。

 

4.のびのびと学習できる環境

フィンランドの教室には、ソファなどが置いてあるところもあるようです。そのくらい自由でのびのびできる空間のようです。そのような空間にいると、教師も子どもにも余裕が生まれます

教師の余裕が指導力の安定と丁寧さにつながり、児童生徒の余裕が自由な発想力につながるのではないでしょうか。

 

フィンランド教育をそのまま日本で行うことはできないけれど、自分の学校、教室でできることのヒントは沢山散りばめられていると感じました。

 

僕はフィンランド教育知ったからこそ、余裕を持った教員生活、内発的動機を引き出す工夫を意識していきたいと思います。

 

watcha学生and若手に参加して

 

こうしてふりかえってみると、予想以上に得たものが大きかったなという印象です。

何より知識だけでなく、高め合い、支え合える仲間に出会えたことが、何よりの財産です。

 

いずれは自分がこういった会を開きたいなと思うし、教員たちがもっと繋がれる仕組み作りも考えていきたいと思いました。

 

おわりに

今回初めてブログを書きましたが、今回は読んでいただく方に何かを伝えるもよではなく、自分の単純なまとめになってしまいました…

 

自分の主観をつらつらと綴ったので、色々と意見等いただけると嬉しいです!

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました!